【障害年金受給例】うつ病・統合失調症(30代女性)

精神障害 精神障害

対象者の基本データ

病名 うつ病・統合失調症
年齢 30代
性別 女性(関東地方)
初診 10代
収入 収入なし
食事 過食症の状態
睡眠 不眠
症状 幻覚、妄想、思考形式の障害、自閉、感情の平板化、意欲の減退あり
特記 1度だけシンナーを吸引した

精神障害者保健福祉手帳2級

申請結果
受給額 440万円
過去5年遡って障害年金の支給が認められた。(障害基礎年金2級認定)

うつ病・統合失調症の状態

病歴・就労状況

10代から寝れない、人と話すのが辛い等の初期症状で通院を開始したが、薬を過剰摂取する等の行動を取り、うつ病・統合失調症の傾向があった。
その頃にシンナーを使用したが、1回のみで現在に至るまで吸引をしていない。

20代はアルバイトに従事こともあったが、夜になると突然イライラする等の症状や突然泣き出す、上手く睡眠がとれず、精神的に不安な状態が続いていた。
抑うつ気分、流涙、不安、意欲低下、睡眠障害を認められたため、抗不安薬の服薬を開始するが、労働能力がほぼないと診断があり、以後働くことができていない。
家事は全て同居の家族が行っていた。

30代まで病院を転々としており、統合失調症で精神障害者保健福祉手帳2級の対象となった。
食事は過食の症状で、1食をお菓子だけで済ませる事が多くある。

日常生活ができず掃除、片付け等、身の回りのことは家族が全て行っており、自分で身の回りのことができないため、ごみが散乱していることもある。
また、お風呂に定期的に入ることが難しく、シャワーを浴びている途中に気持ちが沈み、体を洗えない事もある。
現在は、一人で外出することも出来ない状態。

日常生活状況

■障害認定日時点(10代)
お菓子が好きな為、1食をお菓子だけで済ませる事が多くあった。自炊は全くできない状態。
日常生活は家族が行っており、自分でやる事ができない状態だった。
仕事もできず、家で横になることしかできなかったため、生活については家族の支えが必要だった。

■現在の状況(30代)
現在も引き続き日常生活ができず家族の支えが必要な状態で、一人でいる際に突然涙が出てきて、激しい絶望感に襲われる事がある。
障害認定日時点より人目が非常に気になるようになり、一人では外出する事が困難で働ことができない状態。

受給までの日程

ご依頼から受給までの日程
  • 20XX年5月
    ホームページからのお問い合わせ後、LINEで情報交換開始
  • 20XX年6月
    いただいた情報を元に病院への診断書作成依頼を開始

  • 20XX年7月
    障害年金の申請が完了

  • 20XX年10月
    シンナーの項目で追加資料を作成
  • 20◯◯年1月
    受給完了

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